Steel pipe pile method
鋼管杭工法
鋼管杭工法とは
鋼管杭は一定した管理体制から生産されるため、高い性能と均一な品質を保持し、他材料と比べ、材料強度も大きいことから薄肉中空断面での高い経済性と施工性を
実現している他、優れた変形性能から高い耐震性を発揮いたします。また、様々な条件に応じて、外径・肉厚・杭長を選定できるため自由度の高い経済的な設計と、あらゆる条件下での施工を可能としております。
尚、近年では、環境問題が深刻化する中、環境性能にも優れ無廃土・低振動・低騒音施工、不要時には逆回転引抜きによる再打設・再利用ができる他、セメントミルクを使用しないため施工地を含む周辺土壌への配慮も万全です。
鋼管杭工法の特徴
- 1.水平抵抗力
- 曲げモーメントに対する抵抗力が非常に大きい
- 2.貫入性能
- 幅厚比(板厚と杭径の比)が小さいため貫入抵抗が小さく、材料強度が大きいことから
硬い地盤でも打ち抜くことができる
- 3.長尺施工
- 継ぎ足し(継杭)することが容易のため、接合部の品質・強度が安定し、
長尺杭でも不安なく施工できる
- 4.杭長の調節
- 支持地盤の起伏や硬軟に応じて、杭長を自由に調整することができる
- 5.杭頭接合
- 上部構造のコンクリートまたは鋼材と容易に接合することができる
- 6.運搬･取扱い
- 軽量で破損する心配が少ないため、運搬・取扱いが容易である
- 7.短納期･経済性
- 調達が容易のため、納期･工期を短縮し、工費を節減することができる
